三ツ岩岳(東北百名山) 南会津町の小豆温泉西方にある三岩岳は、会津駒ヶ岳から会津朝日岳に連なる駒・朝日山群の一角を占め、ブナの原生林に覆われた奥深い山である。小豆温泉入口からすぐにブナ林に踏み入り、長い登高の果てに尾根に出れば、ハクサンコザクラが咲く湿原や、山名の由来となった3つの岩峰、眺望のよい山頂が待っている。 尾白山(会津百名山) 美しいブナの森林が広がる山、会津百名山。伊南地域のシンボルの山です。かつては山頂には郷社一ノ宮(現香取神社)がまつられたり、伊南郷の雨乞いが執り行われた神聖な山です。美しいブナの森林が観賞でき、タムシバ、シャクナゲなど季節によって素敵な花が咲いています。山頂からは北に大博多山、東にトンガリの唐倉山、南に三ツ岩岳など会津の山々が眺望できます。 大博多山(会津百名山) 大博多山は南会津町の伊南と南郷地区の境界に位置する標高1315mのブナに覆われた一等三角点の山で、会津百名山の一つに数えられている。地元青柳地区においては古くから信仰の山として知られ、かつて、水飢饉の際、大博多山に雨乞いを祈願した結果、雨が授かったという伝説がある。林道入口に祀られている神社では、毎年旧暦の2月1日に山に感謝を捧げる神事が行われている。登山道が整備され、ヤブこぎするようなところはなくなったが、まだ大博多山に訪れる登山者は少ないため、豊かな自然を存分に楽しむことができる南会津の寂峰である。大博多山は秋の紅葉時期に山開きが行われる山としても知られている。因みに2013年は10月20日に実施(詳細)される予定。登山シーズンも終盤に近い紅葉時期の山開きも考え深いものがある。 ラフティング(川遊び) 清流伊南川でラフティングを体験することができますので、「観光物産協会伊南支部」にお問い合わせください。 鮎釣り 須賀屋でおとり鮎と遊漁券を販売してます。ただし、友釣りに限ります。リ―ル使用禁止。釣券を携帯・掲示して入川してください。 会津高原スキー場 南会津には「高畑スキー場」、「南郷スキー場」、「だいくらスキー場」、「たかつえスキー場」の4つのスキー場がございます。 屏風岩 伊南川の急流が長い年月をかけて形づくった奇岩・怪岩が天をつくようにそそり立ち、むきだしの白い岩肌は紅葉の季節にはさらに映え、迫力いっぱいです。遊歩道も整備されて いるので散策コースとしても楽しめます。 古町の大いちょう 古町の大イチョウは建久年間会津四家の1人、初代河原田盛光が東舘、西舘を築いてここに重臣を住まわせ、その時に植えた庭樹と言い伝えられています。11代盛次の時馬場安房が居住したので後人、馬場屋敷と呼ばれている。(現在は伊南小学校々地となっている。)昔は乳の神として村人の信仰厚く、また遠くに上州や越後からの参詣者も多かったという。樹令800年余と推定、樹高35m、根廻り16m、目通り11mで、県指定天然記念物に指定。 久川城跡 福島県史跡に指定されており、春には桜が楽しめます。久川城跡は、青柳と小塩にわたる南北約565m、東西約250m、比高53mの丘陵に所在します。東は伊南川に臨み、西は絶壁をなして、その下は滝倉沢の渓流となり、北はこれと合流した久川がふもとを流れる天然の要害です。『新編会津風土記』巻44の青柳村の項からは、久川城の風格が伺え、同書等より古町の館に住した河原田盛次が天正17年伊達政宗軍の来襲に備えて築城したもので、のちに蒲生氏の支城となりましたが、慶長16年に至り廃城となりました。現在でも遺構の保存の良好な点、歴史的背景及び築城廃城の時期が比較的明確な点など、国近世初頭の山城として極めて貴重な史跡と認められています。 大桃の舞台(国指定有形民俗文化財) 南会津の歌舞伎舞台といえば檜枝岐の舞台が有名ですが、檜枝岐村にほど近いこの南会津町大桃地区をはじめ、南会津には地区ごとの農民歌舞伎の一座があり、おなじように舞台も数多くありました。そのなかで現在も残っているのがこの大桃の舞台です。国の重要有形民俗文化財に指定されています。